人生の勝ち組は大手内定者でもお金持ちでもなく、「幸せ者」だ

私は最近までは将来の経済的安定を求め、給料の高い会社に就職したいと思っていた。

俗に言う大手に内定したいと思っていた。そしてそのために就活の対策を早いうちからしたいと思っていた。

 

なぜなら私には学歴に自信がないからだ。そのために少しでも就活の面接の場で話せることを増やしたいと躍起になり資格の勉強やインターンをすることにこだわっていた。だってそうすることで他の人と差をつけることができると思っていたのだもの。

 

でも、私は最近インターンをする企業を探すことやインターンをすることに飽きてしまった。と言うよりはなぜこんなにも就活のために自分の時間を使い無駄な自慢話を身に着け、就活が終わった後には役に立たない自分の経験談のためにだけにインターンをしないといけないのかと最近とても思う。

 

何のためにそもそも就活するのかこの記事を読んでいる人は考えたことがあるだろうか。ほとんどの人はないだろう。だって就活することがゴールだと思っているから。他には大企業もしくは大手などの知名度の高い会社に入社することで自分の価値をあげたい、お金持ちになって幸せになりたいと思っているからだ。

 

だとするならば大手に就職して自分の価値が高く、いい暮らしをしている人はほんとうに幸せなのだろうか。自分の価値が高いとなぜ幸せなのか。お金を持っているとなぜ幸せなのか。

 

人間が取っている行動のすべての本質はここにあると思っている。

 

まず私が生きている中での「幸せ」とは、幸福を感じているときだと思っている。では幸福とはなにか。私であれば趣味である釣りをしているときや大好きな家系ラーメンを食べることであったり、野球をしているとき、友達や彼女、自分のペットと過ごしているとき。

 

ここが本当の生きている中での本質だと思っている。お金があるから幸せなのではない。お金があると好きな釣りやラーメンを好きなだけ食べられる、好きな友達と思う存分好きなことをして遊べる。それが幸福であり幸せだと思っている。

 

ではその好きな趣味を思う存分するためには何が必要か。これを考えたときに手段としてのお金が登場する。そしてそのお金を稼ぐためにはどうすればいいか。そしてここまできて初めてお金を稼ぐために大手に就職するのである。

 

ほとんどの人がこれを勘違いしてしまっている。就活はただのお金を稼ぐための道具に過ぎず手段でしかない。就活するぐらいなら自分の会社を持てばいい。それも選択肢の一つだ。会社を持ちたくなければ仕事なんかしなければいい。親がお金持ちならスネをかじればいい。お金があるなら投資などをしてお金を獲ればいい。

 

人生なんてただそれだけの話しだ。別にお金があるから幸せでもない。お金があっても幸せじゃないならお金なんていらない。趣味にお金がかからないならお金なんて稼がなくてもいい。無人島で友達と魚をとって食べて暮せばいい。

 

人生なんてそんぐらい簡単なただのゲームに過ぎない。生きている間にどれだけ楽しく幸せに暮らせるか。それができれば会社もお金もいらない。